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すがよ便り 2010.9.27


今回ご紹介するのは、菅与の「うなずき王子」こと、高橋誠樹さんです。とてもいい笑顔を持つ彼はその名のとおり、どんなことでも笑顔でうなずき頑張ってくれます。しかし、時にはできない事でも笑顔でうなずいてしまい、後で困ってしまう弱点もあります。

5年前、本社の飼料配送部に入社配属された彼ですが、その後の今、どうしているかというとすっかり「牛管理のベテラン」になっています。
配送部に所属していた高橋さんは、ある日突然、人手不足のサンライズ五林坂牧場へ勤務を言い渡されました。牧場の勤務はキツい仕事が多く、牛を育てる事がよほど好きでなければ、できる仕事ではありません・・・。当然、牧場転勤の声がかかった他の社員は、自分は引き受けられないと断わる方ばかり・・・。
しかし、彼はちがいました。ショックを受けながらも決心をし、「よし、やってやるぞ!」という表情でうなずいたといいます。

慣れない過酷な日々に、日々痩せていった彼ですが、みんなに心配される事も「それだけ愛されているんだ」と前向きにとらえ、メキメキと成長を遂げました。今では牛の分娩も手がけているほどです。
今年長年交際していた彼女とめでたく結婚、菅与でも結婚祝賀会を催し二人の門出を祝いました。社内でもかわいがられ役の高橋さんは、「牛の分娩を手がけているので奥さんも安心だ!」などとみんなから軽く(?)いじられて、照れながらもうなずいていました。これからは家族の為、菅与の為に、あまりうなずきすぎず頑張って欲しいですね。

すがよ便り 2010.9.24


今回ご紹介するのは、9月18日~19日に催された浅舞八幡神社のお祭です。菅与のある浅舞地区に伝わる古くからのお祭です。
前夜祭の18日は花火大会が催され、菅与では毎年スターマイン級の特大花火をお祭に提供しております。

この日は花火を見るために菅与の従業員やご家族で集まってバーベキュー大会をするのが恒例行事となっています。初めは小規模でしたが年々人が増えてきて、今年は50人くらい集まってしまい大賑わいでした。肝心の花火を撮り忘れてしまうほどです。みなさんお祭が大好きです。

そして翌日の19日は浅舞八幡神社さまのお祭です。
この日は人形飾りをのせた山車がお囃子(おはやし)とともに町を回ります。
このお祭の山車は、お祭で有名な秋田市の土崎から借りてくるのですが、その人形飾り(裸人形)に地元で衣装をつくって着飾り、浅舞カラーに仕立てあげます。山車のうしろには太鼓がついていて、山車を引きながら若い男は交代で太鼓を叩き続けます。
太鼓のバチを握る手は、豆ができてはつぶれの繰り返しで、男たちの手は血で赤く染まっていきます。それでも叩き続けるのが男なのです!ちなみに統括の菅原有希も笛を吹いていました。
このお祭が来ると実りの秋がやって来たなと実感します。
歴史ある地元のお祭、いつまでも大切にしたいですね。

すがよ便り 2010.9.22

下鍋倉保育所さんが牧場見学にいらっしゃいました!

先日、サンライズ五林坂牧場に下鍋倉保育所のみなさんが牧場見学にいらっしゃいました。
到着バスから元気に飛び出した子どもたちの最初の反応は・・・『くさ~~~~い!』でした。慣れていない子たちにとっては臭いと感じたはずですが、これが牧場のにおい、自然のにおい。しかし子どもたちは早くも牛達に興味津々。5分もたたないうちににおいの事はすっかり忘れて興奮しておりました。

牛舎見学をした子どもたちは次に、自分達で牛に餌(ホールクロップサイレージ)を与える給餌体験をしました。場長が餌の与え方の説明をし終えると子どもたちはわれ先に!と大興奮。自分達の何倍もの大きさの牛に餌をあげはじめました。

大きな牛に怖がるか心配でしたが、怖がっているのは先生たちのほうで、子どもたちは美味しそうに餌をたべる牛を可愛がっているようでした。牛達も心なしか嬉しそうで、いつまでも子供たちから離れようとしませんでした。

先生よりも子どもたちの方が牛になれてしまい、先生は「近づきすぎっ!」と注意していましたが、そんな声は聞こえるはずもありません。中には牛の頭の上に「髪の毛!」といって餌をのせる子もいて、牛が餌をかぶっているという(私たちにとっては)珍しい光景も見ることが出来ました。牛は初めての前髪の感触をどう感じていたんでしょうね。牛舎に笑い声は絶えませんでした。

私たちもこんなに喜んでいただけるとは思いもよりませんでした。場長も子ども達の反応に圧倒されていましたが、すごく嬉しそうな表情、いえ場長だけでなくみんなが同じ顔をしていました。

牛舎見学のあとは、外に出て放牧見学です。外にはホルスタインを放牧しています。前日まで雨で心配しておりましたが、晴天に恵まれ心地よい牧場でした。
園長先生と先生たちは牧場の景色に、『わーっ、まるで北海道みたい!』と大興奮されていました。
ちなみに皆さん、北海道にはまだ行かれたことがないそうです。

そして最後は仔牛の見学です。仔牛の部屋に入る前は靴の消毒をしなければなりませんが、子ども達はそれさえも楽しそうにしていました。「牛の赤ちゃんですよ」と説明を受けて部屋に入ると、自分達よりも大きい仔牛に対面し、絶句・・・という一幕もありました。仔牛がミルクを飲む様子をじっと見つめる子ども達がたくさんいました。

こうして、保育所の牧場見学はひととおり終え、大きなホールクロップの前で記念撮影しました。
牧場の皆は、「どのくらい喜んでもらえるか心配なところはあったけど、子どもたちも先生も大興奮で楽しんでもらえたことがとても嬉しい」と、しばらく楽しい余韻に浸っていました。
もし牧場見学をされたい団体様がいらっしゃいましたら、お気軽に菅与までお電話ください。
牧場見学のお問合わせ 0182-35-5858

すがよ便り 2010.9.16


今回ご紹介するのは、リサイクル工場のお調子者…いえ、液体飼料製造担当の小西君です。
彼は、大の車好き、特に大型車マニアで菅与の個性的な大型車(デコトラ界では少し有名です)に魅せられ、いつか自分もあの大型に乗りたいという憧れを持って入社しました。今はまだフォークリフトにしか乗れませんが、車好きというだけあって見事なハンドルさばきで仕事をしてくれます。
いつも陽気な小西君はリサイクル工場のスタッフをファミリーに例えると、たぶん子供役です。サザエさんのカツオ君みたいな存在です。

そんな彼ですが、実は彼、菅与の液体飼料製造を担当している、重要人物の一人でもあります。いつもいい飼料を作ってくれていますよ。液体飼料の出来は彼の手腕にかかっています。

『農場でリキッド(液体飼料)が足りないっていうことがあれば、俺は何としてでも作りますよ!同じ会社の一員とはいっても、農場まで遥々運んでいく運転手さんは俺にとってお客さんです。運転手さんが胸を張って「いいリキッド持ってきたぞ!」と言える飼料作りをするのが、俺の役目なんですよ!』と熱く語ります。
彼は人が落ち込んでいるときも、面白いことを言って笑わせてくれます。小西君、その素直な明るさも人助けになってるんですよ。大型車(デコトラ)の話をさせると、壊れたテープレコーダーのように止まらなくなる小西君。先輩の事も尊敬して止まないようです。大型車に乗る夢、叶うことを私たちも願っています。

すがよ便り 2010.9.15

今回ご紹介するのは、サンライズ五林坂牧場(羽後町)の松田武嗣(たけし)さん(彼女募集中)です。
松田さんは一見怖いお兄さんのように見えますが、そのイメージをひっくり返したような性格で、優しく賢く面白い方です。
この日は搾乳(さくにゅう)中のところをお邪魔しました。搾乳とはご覧のとおり牛の乳搾りです。毎日早朝と夕方、こうして乳搾りをしています。牛もヒトと同じで、乳を出してあげないと乳房炎になりますので管理が大変なんです。
最近では、衛生面や安全面から搾乳もシステム化してきています。菅与もご覧のように装置を導入しておりますが、使いこなすとなると結構大変です。複雑な搾乳システムも鮮やかな手さばきで操る松田さん、素敵です。しかも彼女募集中!
「搾乳する前には必ず品質検査をします。じゃないと万が一問題のある牛の乳を搾乳してしまうと、搾乳した全量の乳が汚染されてしまいますからね。それに、装置の配管も全て汚染されますから大惨事なんです。品質管理には毎日気を使っています。」と松田さんは語ります。情熱と責任感をもって取組む彼女募集中の松田さん。毎日朝早くからご苦労様です。毎日品質の高い牛乳を出荷できるのは松田さんたちの努力のお陰です。いつもありがとう!

松田さん
彼女募集中!


松田さんにご興味のある女性の方は
サンライズ五林坂牧場 0183-78-4755 まで

すがよ便り 2010.9.14

今回ご紹介するのは、リサイクル工場の栗谷幸子さんです。
栗谷さんは、リサイクル工場では母のような存在で皆に慕われています。
栗谷さんは、菅与に入社するまでは事務仕事しかしたことがなくとても品のある女性で、正直私たちは「本当に大丈夫かな…」と心配でした。

しかし、栗谷さんはとにかく負けず嫌いな性格であることが判明、日々たくましくなって姿は目に見えてわかり、私たちをびっくりさせました。とても芯の強い「日本の母」的な方なんです。

「強くて涙もろく、一生懸命」。そんな彼女は、リサイクル工場のスタッフには欠かせない存在なのです。

栗谷さんはどんなときも慎重に考えて計算して物事を進めてくれますし、問題提起や業務改善の提案力は目を見張るものがあります。
パソコンは全くダメなのですが、長年事務をやってきた彼女の知識は豊富で、教え方も上手なので本当に助かっています。
笑顔がいつもステキな栗谷さん、これからも私たちの母として元気でがんばってください。


すがよ便り 2010.9.10

菅与ではデントコーンの刈り取りが真っ盛りです。デントコーンとは飼料用のとうもろこしで、牧場の牛たちの大切な食料となります。

ご覧のとおりデントコーンは人の背丈より大きく、2~3メートルまで育ちます。デントコーンは左の特殊な刈り取り機で根元から先まで豪快に粉々にします。
写真では確認できないと思いますが、粉砕したデントコーンは目も開けられないほど飛び散って舞います。慣れた皆さんは粉が入らないように頬を張って薄く目を開いて作業にあたっています。傍から見ると皆さん満面の笑顔をしているように見えますが、笑ってなど居られないほど大変な作業です。

「今年は良い出来だ」と社長の菅原も満足の様子。みんなの作業が気になり、時々こうして見に来ます。
刈り取ったデントコーンは乳酸菌を入れて機械で丸め発酵させます。こうする事で栄養価の高い「デントコーンサイレージ」が完成するわけです。ホールクロップサイレージとあわせて、牧場の牛たちの貴重な食料資源となります。

春にはまたこの田畑に牛や豚の糞尿を熟成させた「完熟堆肥」を撒きます。資源循環型農業に休む日はありません。


すがよ便り 2010.9.8

今回ご紹介するのは、金ヶ崎サンライズ農場の高橋寛光さん(写真左)と高橋和人さん(写真右)。こんな爽やかでカッコイイ男子が養豚!?・・・そうなんです!まだ20代半ばの彼らですが、菅与に勤めて数年経ち、豚の管理もしっかり出来るようになってきました。今ではイケメンも養豚をする時代なんですよ!

さて、写真でローダーを高圧洗浄機で洗っているのは寛光さん。彼には堆肥の処理と浄化槽の管理をお任せしております。誰にでもできるわけではない大変な仕事ですが、寛光さんはそれにも負けずにメキメキと力をつけて現在に至っています。秋にはデントコーンの刈り入れ作業もお願いしています。
和人さんは豚舎で豚の出荷や子豚の受け入れ、豚舎の見回り(かなりの広さです)をして頂いてます。この日は大工仕事もされていたようですが、そういった器用で柔軟なところもステキなところです!8月に二人目の赤ちゃんが誕生したそうで、メロメロですね!

撮影にお邪魔した時も二人とも元気な声で『ご苦労様です!!』と挨拶してくれました。気持ちよい挨拶はいいですね、こちらの気分も爽やかです!写真を撮っても『ご苦労様です!』と言ってくれる、そんな高橋コンビに会いたい女性は、サンライズ農場までご連絡ください。ファンクラブ会員、勝手に募集中です。


すがよ便り 2010.9.6

今回ご紹介するのは、金ヶ崎サンライズ農場(岩手)の佐々木恵子さんです。
佐々木さんはサンライズ農場に勤めて8年。毎日事務や家事そのほか様々な仕事をこなしています。
毎日、朝と事務仕事、昼には農場の従業員のお昼ご飯づくり、午後も事務仕事と家事などなど・・・毎日大忙しです。

佐々木さんのお昼メニューはバリエーションが豊富で、毎回違うメニューで且つ栄養たっぷりのメニューで楽しませてくれます。

サンライズ農場ではたくさんの季節野菜も収穫できます。資源循環型農業で育った大量の野菜たちを、料理のレパートリーで飽きさせないように調理するスゴ腕の持ち主なんです。

佐々木さんは事務仕事もお取引先との接待も、農場の家事全般もなんでもこなし、中国人研修生には日本語の指導までしています。なんでもガンバるウーマンな佐々木さんは、男所帯の農場のみんなから「姉さん、姉さん」と慕われ、相談役もこなしています。

いつも元気で若々しい佐々木さん。菅与の中の「姉さん」としてこれからもお体を大切にして頑張ってください。
姉さん、いつもありがとう!!


すがよ便り 2010.9.3

今回ご紹介するのは、リサイクル工場でがんばって下さっている齊藤清己さんです。
忙しくどんなに辛くても、いつも笑顔を振りまいて頑張っている齊藤さんですが、実は彼は言語障害を抱えながら生きています。
40代で入社した齊藤さんは入社当時、自ら周りと交わる事を拒み、黙々と作業をこなす日々を望んでいました。
何を話しかけても無口で無表情、笑顔もない斎藤さんにたまりかねて、私たちは無理にでも笑わせようと毎日話しかけました。齊藤さんには笑顔で仕事をして欲しい・・・。でも齊藤さんは私たちの気持ちに応えてくれませんでした。

そんなある日、齊藤さんは重い口を開きました。「自分は言語障害があるから話せばどうせ人に笑われる。だから話さないほうがいいんだ…」
齊藤さんは人から笑われる事に傷つきおびえながら40数年の月日を重ねてきたのでしょう・・・私たちは言いました。
「齊藤さん!あなたの目には私たちがそんな風に見えるっていうの!?この会社に斎藤さんをバカにして笑うような人がどこにいるって言うの?みんな助け合って生きてるんだよ!」
その言葉のあと、無言でうつむく齊藤さんの目からはポロポロと涙がこぼれました。

今では齊藤さんはよく笑い(時々笑いすぎる)、よく話し、お酒のお誘いも喜んで参加し、カラオケまで歌います(笑)。
「みんなに出会えて本当に良かった。生きてて良かった。ありがとう!」こういうことを普通に言えるところが齊藤さんのステキなところです。「仕事が楽しい」という齊藤さん。辛いとき、あなたを見ていると私たちも元気になります。これからも一緒にがんばりましょう!


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