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すがよ便り 2010.9.10

菅与ではデントコーンの刈り取りが真っ盛りです。デントコーンとは飼料用のとうもろこしで、牧場の牛たちの大切な食料となります。

ご覧のとおりデントコーンは人の背丈より大きく、2~3メートルまで育ちます。デントコーンは左の特殊な刈り取り機で根元から先まで豪快に粉々にします。
写真では確認できないと思いますが、粉砕したデントコーンは目も開けられないほど飛び散って舞います。慣れた皆さんは粉が入らないように頬を張って薄く目を開いて作業にあたっています。傍から見ると皆さん満面の笑顔をしているように見えますが、笑ってなど居られないほど大変な作業です。

「今年は良い出来だ」と社長の菅原も満足の様子。みんなの作業が気になり、時々こうして見に来ます。
刈り取ったデントコーンは乳酸菌を入れて機械で丸め発酵させます。こうする事で栄養価の高い「デントコーンサイレージ」が完成するわけです。ホールクロップサイレージとあわせて、牧場の牛たちの貴重な食料資源となります。

春にはまたこの田畑に牛や豚の糞尿を熟成させた「完熟堆肥」を撒きます。資源循環型農業に休む日はありません。