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すがよ便り 2011.5.30




菅与の牧場見学ですが、おかげ様で当初の予想よりも遥かに多くのお客様にお申込みをいただき、充実した日々を過ごさせて頂いております。
先週は湯沢市からなんと100人もの小学生1年生が遠足で見学に来てくれました!100人となると凄い賑わい!とっても楽しかったです。その様子をお伝えしようと思います。

まずはみんなで順番通りに手足の消毒をして、牛舎へと進みます。この「足の消毒」が児童の皆さんに喜んでいただけるようで、毎回私たちも楽しいんです。

その後いよいよ、常務の菅原(牧場長)の説明タイム
牛舎内のエサを作る「ミキサー車」の説明をしていました。100人を目の前にしてさすがの菅原も照れぎみの様子です。
『この中には牧草だけじゃなくて、おからやトウモロコシや、うどんが入ってるんだよ~!!』というと…先生と子供たちは、ポカーーンとしていました(笑)
100人に“え~~っ!”と言って欲しかった菅原が、大きく取り乱すそんな一幕もありましたが、その後しっかり説明して先生方も児童の皆さんも「食品リサイクル」に深い関心を持っていただけたようです!

広い牛舎をみんなで並んで1周した後は、お楽しみの給餌タイム。この人数となるとさすがに大はしゃぎもレベルが違いました…。楽しい笑い声が牛舎に響いて、牛たちも楽しそうでした。
前回もそうでしたが、皆さんは「牛のおしっことうんちの出る量」にびっくり。みんな興味深々でした(笑)

ひととおり見終えて、みんなの質問タイムです。
※「牛のうんちはどれくらい出るんですか?」
※「牛乳は1日にどれくらい出るんですか?」
※「牛の模様はなんでみんな違うんですか?」

さすが1年生!といった質問ばかり。私たちも「えっ!?」と回答に戸惑うような質問もあり、みんなで大笑いしました。最後にみんなで記念撮影をし、手をよく洗って見学終了となりました。
他では味わえない大自然の中、目で、耳で、鼻で、そして手で牧場体験して頂きました。皆さんが大きくなっても、今回の体験を忘れずにいて欲しいなと思います。

牧場見学はこちらから

すがよ便り 2011.5.27



今回は、先日行われた牧場見学の様子をご紹介します。
今回の牧場見学は、十文字町の保育所の子どもたちで、先生もあわせると、およそ20名様の見学となりました。

「こんなにおっきいのー!?」。初めて近くで見る牛に、子どもたちはもちろん、先生がたもかなり興奮されていました。

子どもたちは、農場のにおいにびっくり!鼻をつまんで「くっさ~い!」と言ってはしゃいでましたが、これは毎回恒例ですね。これがホントの牧場のにおい、牛さんのにおいなんですよね。子どもの素直さって気持ちがいいです。

そしてお楽しみの「給餌体験」!・・・のはずでしたが、
牛たちの大きさと頭数が予想以上だったせいか、子どもたちも先生も「ちょっと怖い・・・」といったご様子。
勇気ある子が、恐るおそる餌を近づけると、牛はおとなしく近づいてペロリと美味しそうに食べました。この様子にみんなも安心!いっせいに急接近!あっという間に子どもたちも大はしゃぎでした。
みんなの笑顔に、私たちもひと安心です。

とにかく、子どもたちにとっては、普段体験できない事のオンパレード!笑顔で元気いっぱいでした。「あーっ!働く車だ!」・・・と人気を博したのは「牛舎のローダー」(笑)!
みんなでバケットに順番にのって記念撮影しましたね☆
楽しんでいただけて本当によかったです。

今回の見学で、みんなが一番びっくりされていたのは・・・「牛のおしっことうんちの出る量」
子どもたちも先生も、“その最中”の牛を見つけては、感動しておられました!(笑)
牧場見学のお申し込みはこちらから

すがよ便り 2011.5.17 (5.19追記更新)

【2011.5.19追記】 みたね産直隊「せたがやガーデニングフェア」に出店

下記でご紹介しております「みたね産直隊」が
「せたがやガーデニングフェア」(5月19日~29日)に出店中との事です!
イベントの詳細は、世田谷区ホームページをご覧ください。
イベントチラシは右の画像をクリック!楽しそうですね!→




5月15日(日)、横手市駅前町「よこてイースト」で開催された「よこいち。」に、『みたね産直隊』として参加してまいりました。「よこいち。」は横手市をツイッターで町おこし!で有名なNPO法人Yokotter(ヨコッター)さんが運営するイベント。今回で2回目で、毎月第3日曜日に開催だそうです。いろんなイベントがあって、様々な方がいらっしゃって、楽しい時間でした!

「みたね産直隊」の「みたね巻」「みたね汁」は、おかげ様で今回も完売!大人気でした。とっても嬉しいです!

みたね巻は、三種町の「あわび茸」に、菅与の「笑子豚」を巻いて塩コショウで焼くというシンプルな商品ですが・・・これが絶品なんです。なぜなら、「あわび茸」は日本では松茸の次に高級なきのこなんです。そのおいしさを、畜産大賞で優秀賞とった菅与の笑子豚(さりげなく自慢!)が香ばしい焼き目と共に包み込みます。みたね産直隊は本当にいいシゴトしてますよね。

それではここで、お客様の声をご紹介します。
*「ホントだ!アワビみた~い!」
*「なにこれー!うまーーい!」(このお方、6本食べました)
*「デリシャス!」(アメリカから来た英語の教師)

ということで、大変うれしいご感想をいただきました。残念ながら、どちらの食材も地元スーパーには流通していませんので幻の食材みたいになってしまってるんですよね…。
でも「笑子豚」はネットで買えますからね!どうぞ(笑)

一緒に出店した「よこまき。」、「納豆汁ラーメン」も絶品でした!みなさんと仲良くなれて、楽しくておいしくて幸せな1日でした。
みたね産直隊のブログレポも必見ですよ♪
そして・・・有希はついに、Twitter(ツイッター)を始めました。
フォローよろしくお願いいたします、なう!

すがよ便り 2011.5.11




今回は、湯沢市の株式会社メルコレディ様をご紹介いたします。
メルコレディ様は、あきたこまちを100%使用した「こまち麺」をつくってらっしゃいます。

「こまち麺」はかなりコシが強く、お米独特のモチモチ感もある新しい食感の米麺です。小麦アレルギーの方でも食べられる麺としてテレビでもたくさん紹介されているんですよ。

小麦を使ったに比べ低カロリーなのに腹もちがよく、女性にリピーターが多いそうです。茹で時間も3~4分とお手軽。冷たくひやしてつるりとざる麺で頂くもよし、とろ~り中華スープで温麺として頂くもよし・・・。なんだかお腹がすいてきました!

半生麺なのになんと1年も日持ちするので、実は震災直後、非常食としてものすごく売れたそうなんです!
まぁ、私なら非常食で買っても、我慢できずに早々と食べてしまうパターンですよね。

さて、そんなメルコレディ様も、食品リサイクルにご協力頂いております。排出される食品ロスは、薄く伸ばした麺生地と麺の端(切れ端)などです。麺を均一にのばす際に厚さが厚過ぎても薄すぎてもダメなのだそうです。製品にできないものは当社に運ばれます。

こまち麺はそのままでは固いので、乳酸菌入りの水に一晩漬けてからカット作業に入ります。こうして出来たこまち麺は色鮮やかでのど越しも爽やかで、うちの笑子豚に大人気です(笑)
餌箱に入れたとたん、すごい勢いで飛びつきますから…。
こうして、メルコレディ様は「あきたこまち」を無駄なく、資源循環型農業に大貢献されています!地産地消にもつながっていますね。

「こまち麺」を食べてみたくなったあなた!今すぐどうぞ♪
株式会社メルコレディ様 ホームページ

すがよ便り 2011.5.6



今回は「練乳」と「クリーム」の食品ロスについてご紹介します。
当社の食品リサイクル工場には時々こうした練乳やクリームなどの業務用一斗缶が納入されます。未開封ですがこれも食品ロスです。「なぜ?」と思われるかもしれませんが、これらは商品の外観に傷がついたため流通出来なくなった食品ロスです。

中国の餃子事件以来、このように商品の外側(缶や段ボールなど)に傷がついた商品は廃棄扱いとなり、食品ロスがますます増える傾向になりました。少しでも怪しいと思われる外傷が付いた商品は工場から出荷せずに廃棄する事になっています。これも「食の安全と安心」を保つためという事になります。

この練乳とクリームは、当社ではリキッドフィーディングの乳酸発酵を促す、最高の補助食品的な役割を果たします。
また、リキッドそのものにも甘さが残るので、豚も喜んで食欲が増します。甘いものを喜ぶのは人も豚も同じなんですね。

私たちの「食の安全」を確保するために、本当に色々な食品のロスが排出されている事がお分かりいただけると思います。食品が作られる限り、食品ロスは生まれて行くものなんです。

「食品リサイクル、資源循環型農業を実践している企業があるので、日本もうまく資源が回っているのかな」とお話しされていた大学の教授もいましたが、当社でリサイクルできているのはごく一部。実際は残念ながらまだまだ焼却処分されている食品ロスはたくさんあります。もっと日本全体にこの取り組みが広がって行く事を私たちも望んでいます!

当社は環境省『東日本エコフィード推進協議会』の会員企業ですので、「私たちも食品リサイクルを始めたい!」という企業様、ぜひお声かけください。(お問い合わせ先 0182-35-5858)

すがよ便り 2011.5.2




先日、ABS秋田放送様が番組の取材のため食品リサイクル工場とサンライズ五林坂牧場に来られました。
3月11日の大震災で餌の流通が完全に停止してしまった東北地方ですが、その中でどのようにして危機を乗り越えたのか、などの質問からはじまり、結構深い部分までお話しが進みました。メディアの方々も相当勉強されているんだなぁと感心いたしました。

私たちはというと…普段は明るく楽しく笑顔で仕事をしていますが(△笑顔→○ゲラゲラ笑っている)、カメラを向けられると人形のように固くなり「顔が怖い…」という状態になってしまいました。場長はNGを多発し、慣れるまで相当時間がかかったため撮影スタッフの方々には大変ご迷惑をおかけしました。

収録の際も申しましたが、今回の震災で飼料メーカー様が大きな被害にあわれ、東北の畜産は大きく揺らぎました。
私たちの業界の餌の流通経路や安全確保のあり方に大きな問題がある事に気付かされました。
リサイクル飼料を生産している当社であっても、お取引先様にご支援ご協力をいただきながら、どうにかこうにかギリギリのところで乗り越えられたといえます。
モノや技術だけでは必ず限界があります。大切なのはネットワークだという事を改めて実感した1ヶ月間でした。

今回の災害を期に、環境にやさしい牧場づくりとして食品リサイクルに力を入れて行く事はもちろんですが、社内外の「共栄共存」のネットワーク作りにも、力を注ぎたいと思っています。

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