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すがよ便り 2011.5.2




先日、ABS秋田放送様が番組の取材のため食品リサイクル工場とサンライズ五林坂牧場に来られました。
3月11日の大震災で餌の流通が完全に停止してしまった東北地方ですが、その中でどのようにして危機を乗り越えたのか、などの質問からはじまり、結構深い部分までお話しが進みました。メディアの方々も相当勉強されているんだなぁと感心いたしました。

私たちはというと…普段は明るく楽しく笑顔で仕事をしていますが(△笑顔→○ゲラゲラ笑っている)、カメラを向けられると人形のように固くなり「顔が怖い…」という状態になってしまいました。場長はNGを多発し、慣れるまで相当時間がかかったため撮影スタッフの方々には大変ご迷惑をおかけしました。

収録の際も申しましたが、今回の震災で飼料メーカー様が大きな被害にあわれ、東北の畜産は大きく揺らぎました。
私たちの業界の餌の流通経路や安全確保のあり方に大きな問題がある事に気付かされました。
リサイクル飼料を生産している当社であっても、お取引先様にご支援ご協力をいただきながら、どうにかこうにかギリギリのところで乗り越えられたといえます。
モノや技術だけでは必ず限界があります。大切なのはネットワークだという事を改めて実感した1ヶ月間でした。

今回の災害を期に、環境にやさしい牧場づくりとして食品リサイクルに力を入れて行く事はもちろんですが、社内外の「共栄共存」のネットワーク作りにも、力を注ぎたいと思っています。