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すがよ便り 2011.4.26


当社は食品リサイクルに「リキッドフィーディング・システム」を導入していますが、この装置を使わずに発酵飼料を作ることもあります。そこで今回は、食品ロスでつくる手作り発酵飼料をご紹介します。

発酵飼料の作り方はシンプルです。食品ロスの「おから」に「乳酸菌」をかけよくかき混ぜ、次に、それをポリドラムに移しかえて、ビニールで密閉します。こうすることで嫌気状態となり発酵します。

発酵飼料を食べさせはじめてから、牛たちはとても喜んで餌を食べるようになり、乳量もグンと上がりました!乳酸菌のチカラって凄いですね。

シンプルに見える発酵飼料作りですが、発酵は気候や温度によって進み方が全く違うので、ここは農業試験場の方々や、プロの方々と一緒に研究している最中です。

まだ試験段階ですが、すでに良い結果が出始めているので、今後が楽しみです!

話は変わりますが、写真の青いポリドラム・・・凄くいいんです!
これは湘南香料様から譲り受けたもので、「リサイクル品」です。とても丈夫で、軽くて、傷みにくい!ということで今や工場では手放せない存在です。しかも、このポリは土に戻るというからかなりのスグレもの!とても気に入っています。

資源ごみに出す事だけがリサイクルではありません。すぐに再利用できるならもっと良いリサイクルだとおもいます。こうした取り組みも「地球にやさしい牧場づくり」の一貫かな!とおもっています。