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すがよ便り 2012.4.6


4月4日、東北地方は暴風に見舞われました。秋田県にも深い爪痕を残しております。その状況は後日記事にいたします。
とりあえず今回は前回にひき続き、当社の「短角牛」についてお伝えします。

いよいよ出荷開始となりました、菅与の短角牛。
こちらがこれから出荷を控える短角牛です。出荷前にキレイに洗われたあとなので、クリクリの赤毛がひときわ綺麗です。

そしてこちらが・・・少しショッキングかもしれませんが、秋田の食肉流通公社さんの短角牛の枝肉です。このような形で流通する事になります。ご覧のとおり、赤身の部分が真っ赤なのがお解りいただけると思います。
短角牛は、霜降りの黒毛和牛と違い、脂身ではなく赤身の旨味を味わうお肉なんです。黒毛和牛人気に押されて絶滅しかかっていましたが、昨今のヘルシー志向から短角牛が高く評価されるようになってきた訳です。

また、短角牛は食欲大勢なのが特徴で、当社が培ってきた『資源循環型農業システム』にぴったりの牛でもあります。
食料自給率の向上、地域資源のさらなる利活用を目指して、当社では昨年度より畜産飼料用の「ホールクロップサイレージ」、「デントコーンサイレージ」、「飼料米」の生産規模拡大を図りました。
食欲大勢な短角牛に腹いっぱい自社製の飼料を食べてもらう事で、地域資源の循環はより深まります。今後の生産が楽しみです。今年度も菅与は『地球に優しい牧場づくり』をテーマに、全力を尽くして参ります。