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すがよ便り 2013.7.1


今回は、栗駒牧場の「離乳舎」のお仕事をご紹介します。

離乳舎のお仕事は、分娩舎で生後18~19日令で離乳した仔豚を運び、70日令くらいまで育てることです。

分娩舎の離乳仔豚は病気にかかりやすくとてもデリケートです。離乳舎へ移動したあとに仔豚が病気にかからないように、受け入れ前に離乳舎の豚舎を入念に洗浄し、しっかり乾燥させ、消毒します。

その後、分娩舎より仔豚をトラックで運び、離乳舎へ移動します。そこから70日令まで愛情を込めて育てます。

離乳舎の仔豚の餌は、餌付、前期、中期、後期の4種類に分かれます。人の赤ちゃんで言えば離乳食のようなもの。中期くらいまでは、仔豚がちゃんと自分で餌が食べられるように見守りながら育てます。

生後70日令くらいになると、仔豚は肥育舎、サンライズ農場、花巻など各農場にトラックで移動になります。
仔豚の移動の日は、朝から仔豚の鳴き声がにぎやかに響き渡ります。500頭前後をトラック2~3台に乗せて運ぶので大変な作業ですが、一頭一頭、大きく元気に育ってほしいと願いながら送りだしています。

お客様に、安全でおいしいお肉をお届けするために、これからも毎日、愛情をたっぷり注いで育てて行きたいとおもいます。