今回は、横手養護学校の生徒さんの食品リサイクル工場見学についてお伝えします。
6月18日、弊社の食品リサイクル工場に、横手養護学校の生徒の皆さんが見学にいらっしゃいました。
今弊社では横手養護学校から、職場実習のため2名(2年生と3年生)の生徒さんを受け入れているのですが、その様子を見学したり、食品リサイクル工場の業務やその社会的役割を学んでいかれました。
お話によると、養護学校(特別支援学校)では、職場実習の場がなかなかない状況が続いているようです。
将来を担う子どもたちが、社会に出る前に、職場を体験し、働く力を身につける事はとても重要です。しかし、その場がこの地域にないというのですから、実に悲しいことです。
確かに、企業にとっては、準備や指導など通常業務以外にかかる負担はありますので、ひとつ返事で受け入れられるほど容易なものではありません。
しかし、受け入れてみて分かるのですが、私たち企業側も学べることがたくさんあります。指導する従業員は、生徒にとっての社会人の見本になる立場になるわけですから、自身の行動・態度を見つめなおす良い機会になっているようです。
横手養護学校の生徒の皆さんは、身なりも本当にきちんとしていますし、言葉遣いの丁寧さや、挨拶、返事のハツラツさは、むしろ私たちを超えています。仕事をこなしているうちに忘れてしまった、「大切なもの」に気づかされ、社内では「彼らを見習って、自分たちも改善しよう!」という動きも出てきています。
よい意味で、会社に新しい風が吹き込んできたように感じています。
この記事をごらんの企業様、もしご興味がありましたら、当社でも結構ですのでお電話をいただければとおもいます。子どもたちが将来暮らしやすい社会を作るのは、私たちなのですから・・・。