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すがよ便り 2013.12.12




今回は、大根で漬物にチャレンジ!についてお伝えします。

秋田では、漬物を「ガッコ」といいます。
雪深い秋田は、昔は冬の間、深い雪に閉ざされてしまうため、野菜も生鮮食品も途絶えるため、保存食の「漬物」なくしては暮らして行けなかったといいます。今では想像もつかない日常ですが、そうした苦難の時代と生活の知恵があって、「浅舞の漬物」という地元の名産品があるわけです。ということで、今回、70代の人生の大先輩社員に教わりながら漬物づくりをはじめてみました。

まずは、収穫した大根をきれいに洗って干すところから…。結び方を教わり、写真のようにして干しました。まさしく先人の知恵ですね。

数日後、「あんべいい」感じに干せたので、漬け込み開始です!

【材料】
干し大根 24kg、 塩 690g、
ザラメ 2.8kg、
酢 800ml、
焼酎 900ml、林檎 800g、クチナシ 20個

最近では漬物の色づけには着色料が使われる事が多いのですが、せっかくなので今回は贅沢に、「クチナシ」を使って漬ける事にしました。正直、高かったですけど・・・あの不自然な黄色ではなく、自然派にこだわってみます。

味付けとなる材料をバケツに全て入れ、均等になるよう調味液をつくります。そして干し大根を桶に並べて二段になったら液を流し入れ…、それの繰り返しです。そして重石をして1ヶ月くらいおきます。

暖かいところに置くと腐ってしまうし、寒すぎるところに置くとこの季節は凍ってしまいます。昔は漬物小屋というのが各家にあったそうですが、今では車庫あたりがちょうど良い温度なのかなと思います。
翌日になると、干し大根から水分がぶわ~っと出てきます!凄い!美味しく漬かるといいなぁ。

ということで、食べ頃になったら、またご報告します♪

すがよ便り 2013.12.3





今回は、6月12日~7月1日にかけてご紹介した、岩手県の「金ヶ崎栗駒牧場」からのお便りです。

5月に事務所の横に植えた向日葵は、8月初旬から高くきれいに花が咲きました。事務所前に植えたデントコーンや里芋も、堆肥でグングンと育ち、特に里芋は、傘の代用もできそうな程の大きな葉っぱが生い茂りました。当初から芋煮会を計画しておりましたが、収穫するや否や、急な冷え込みと共に冬がやってきてしまい、残念ながら開催できませんでした。その代り、社員皆で持ち帰り、秋の恵みをおいしくご馳走になりました。

さて、以前にもお伝えしましたが、金ヶ崎栗駒牧場は、交配舎、分娩舎、離乳舎に分かれて豚の管理をしています。今回は以前お伝えできなかった「分娩舎」の細部のお仕事内容を、画像と共にご紹介します。

●分割授乳

生まれたばかりの仔豚にしっかりと初乳を飲ませるため、大きい仔豚、すでにたくさん飲んだ仔豚を母豚から離します。

●ボロ出し

豚の除糞作業です。母豚の体調を観察したり、病気を蔓延させないための大事な衛生管理です。

●仔豚の処置

生後24時間前後に断尾、ヘソの尾切り、鉄剤注射、去勢、乳酸菌を飲ませます。小さい仔豚、虚弱仔豚等の去勢は大きくなってからします。

●洗浄

離乳後、空いた分娩台を洗浄します。しっかり汚れを落として乾燥。消毒して乾燥したら、次の母豚を受け入れます。

皆さまの食卓に美味しい豚をお届けするために、日々このような管理を行っています。豚舎内での作業風景は、外部の方はなかなか見る事ができませんので、興味深いものですね。

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