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すがよ便り 2013.9.6



今回は、当社の鳥海高原ファームについてお伝えします。

鳥海高原ファームは山形県飽海郡遊佐町にあり、交配から肥育豚の出荷までを、10名の社員と中国からの実習生1名とで行なっております。

農場の立地は、鳥海山の麓というより連なりというような位置にあります。そのような場所ですから冬は雪が多く、毎日の除雪も大変な作業です。
でもその分春の喜びは大きく、うぐいすはのどかにさえずり、駐車場のそばで採れるタラの芽や、堆肥舎脇で採れるわらびの味も格別です。梅雨前5月下旬から6月上旬は、通勤途中の辺りの山や、事務所の裏など藤の花が見事です。そして梅雨が明ければ人はもちろん、豚にとっても大変な季節夏を迎えます。農場では豚舎を少しでも涼しく快適にするために、グリーンカーテンを作ったりいろいろ工夫をします。

鳥海農場で飼育している豚は、LDBという品種で平田牧場さんに購入して頂いております。
養豚管理としては、交配から分娩・離乳までを担当する繁殖部門と、離乳した仔豚を世話する離乳部門、約90日令から出荷までを担当する肥育部門と、大きく分けて3つの部門で担当者が作業しています。

他に、浄化槽・堆肥舎を担当する糞尿処理部門は、農場で最も大切な仕事と言えるかも知れません。

又、地元の農家さんの協力をいただき、休耕田にデントコーンの栽培をしています。これは収穫後、酪農農場へ運ばれ牛の餌になります。
20歳の若者から、60歳のおばちゃんまで協力し合って、良い豚を育てるために日々頑張っています。
次回は農場の仕事の様子を紹介させていただきます。