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すがよ便り 2013.4.4


本日、4月4日は菅与の誕生日、設立記念日です。
平成元年に会社を立ち上げて、25年の月日が経ちました。

会社のアルバムから、私がまだ小さな頃の写真を見つけました。私にとって、菅与の25年の思い出は、家族の思い出でもありました。そして、その思い出が、一気に心の中を駆け回ったのです。

小さな頃の思い出。父は私をトラックに乗せて、毎日秋田市の食肉公社まで豚の出荷しに走らせていました。そして帰りは、父と一緒にラーメンを食べて帰ってくる、そんな毎日でした。

時には、公社に向かう途中、トラックから豚が飛び降りて山へ逃走し、父がコンパネを持ってその豚を追いかけるというシーンもありました。そんな働く父の姿ばかりを見て育ったのが、長女の私です。

しかし、私にも思春期がくると、父が嫌いになってしまいました。
憎めないのがわかっていても、何かとやかましくて大嫌いでした。そして私は、家を飛び出してハワイで過ごしました。

ハワイ暮らしをして間もなく、私は家族のありがたみを心から感じ、結局家が恋しくなって秋田に戻りました。そんな無鉄砲な私を、父は会社に受け入れて、働かせてくれました。

大嫌いだった父…、でもその時私がみた父の背中は、大好きだったあの頃に見た父の背中でした。
「父のように数字に強く大胆な発想の仕事をし、母のように強く可憐な女性になりたい」それが今の私の目標です。

小さな頃から「有希ちゃんは父さんそっくりだね!」と言われ続けて、あの頃は嫌で仕方ありませんでしたが、今では仕事ぶりまで似てきたようで、「そこがお父さんそっくりだな」と言われると、何だかうれしくなります。

父のと思い出話になってしまいましたが、私たち菅与は色々な人に支えられ、人に恵まれ、愛し愛され25周年を迎える事ができました。これからも変わらずのご愛顧を賜りますように、皆で努力して行きたいと思います。

そんな社長ですので、カッとなって怒っても、お酒の席で叩いたりしても、許してね(笑) 菅原 有希