当社は食品リサイクルに「リキッドフィーディング・システム」を導入していますが、この装置を使わずに発酵飼料を作ることもあります。そこで今回は、食品ロスでつくる手作り発酵飼料をご紹介します。 発酵飼料の作り方はシンプルです。食品ロスの「おから」に「乳酸菌」をかけよくかき混ぜ、次に、それをポリドラムに移しかえて、ビニールで密閉します。こうすることで嫌気状態となり発酵します。 発酵飼料を食べさせはじめてから、牛たちはとても喜んで餌を食べるようになり、乳量もグンと上がりました!乳酸菌のチカラって凄いですね。 シンプルに見える発酵飼料作りですが、発酵は気候や温度によって進み方が全く違うので、ここは農業試験場の方々や、プロの方々と一緒に研究している最中です。 まだ試験段階ですが、すでに良い結果が出始めているので、今後が楽しみです! 話は変わりますが、写真の青いポリドラム・・・凄くいいんです! 資源ごみに出す事だけがリサイクルではありません。すぐに再利用できるならもっと良いリサイクルだとおもいます。こうした取り組みも「地球にやさしい牧場づくり」の一貫かな!とおもっています。 |
お知らせ
' 2011年 ' 一覧
すがよ便り 2011.4.26
すがよ便り 2011.4.19
震災から1ヶ月が過ぎ、当社の食品リサイクル工場への食品ロスの供給も安定してきました。 この日は一関のお豆腐屋さんから納入いただいた食品ロスの分別でした。久しぶりのお豆腐の入荷に皆さん大はりきりです。 |
すがよ便り 2011.4.14
今回も、地震による食品ロスについてお伝えします。 当社の牧場では牛にお味噌汁を飲ませています。ビックリされますが、本当にお味噌を水で溶いて牛に飲ませています。 今回は数百キロという大量の入荷になりましたので、サンライズ五林坂牧場にとっては本当に有り難い食品ロスとなりました。 |
すがよ便り 2011.4.12
今回は、地震による食品ロスについてお伝えします。 分別作業(納豆だけを取り出す)は全て手作業のため、分別作業隊にとってもありがたいお仕事をいただきました。 |
すがよ便り 2011.4.5
今回は、牛の競(せ)りの様子をご紹介します。 競りの会場に入ると、電光掲示板に「品種、雄雌、値段」などが表示され、目にも止まらぬはやさで次々に入れ替わっていきます。競りに参加する人たちはボタンを持っていて、そのボタンを押して価格を競り合います。牛の競りは1頭1分くらいで終わってしまい、新しい買い主へと引き渡されていきます。あっという間なんですね。 秋田県の市場は毎月9日に行われます。来月は岩手の市場に行って短角牛を買ってくる予定です。牛を育てる人の気持ちが分かるからこそ、買った後の牛の世話にも身が入ります! ちなみに今回行って来た由利家畜市場は、防疫面が徹底されていて入場の際、車全体の洗車などがありとても安心できました。 |