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すがよ便り 2010.11.25


今回ご紹介するのは、秋田県湯沢市の蔵元「秋田県醗酵工業株式会社」様です。秋田県では焼酎の「そふと新光」の製造元として知られている大きな工場です。
『うまいなぁ~ そふと新光ぉ』というフレーズを知らない秋田県人は経歴を疑っても良いといえるくらい、地域に親しまれている蔵元さんです。秋田県醗酵様からは毎日3トン前後の焼酎粕を納入頂いております。

液体物の処分には頭を痛めている業者様が多いようです。
以前は、焼酎造りが盛んな九州方面では焼酎粕を海に流したりしていたそうですが、法改正で流すのは禁止となりました。液体を焼却処分するにはかなりの燃料を使いますし、排出されるCO2の量も多いどころの話ではありません。当然コストもかかります。
そうした事もあり、九州地方では焼酎粕をリサイクルしたリキッド飼料を作る業者様が増えたそうです。素晴らしい事だと思います。

秋田県醗酵様も以前は焼却処理をされてましたが、弊社の取り組みをご理解いただきリサイクルへと動き始めました。写真をご覧のとおり、焼酎粕は色が付いています。においだけで酔いそうなくらい濃厚な液体。当初弊社は焼酎粕の取り扱いに慣れておらず、焼酎粕ベースのリキッドを食べた豚がみんな酔って真っ赤になり寝ていたという珍事件もありました。今では栄養計算もきちんとしてバランスのとれたリキッドを供給できるようになりました。秋田県醗酵様の焼酎粕は重要な原料の一つとなっています。

秋田県醗酵様は最近では「山内の里芋」を原料とした『さんないイモノコ焼酎』や、「フキノトウ」の焼酎など面白い焼酎を造られています。大変優秀な企業様とお取引できて光栄です。

皆さまも秋田県醗酵様(オエノングループ)のお酒をよろしくお願いいたします。